徳川家康とお茶の水
井の頭公園の歴史(41)井之頭弁財天の別当である大盛寺に伝わる「神田御上水源井之頭弁財天略縁起」によると、1590(天正18)年に徳川家康が関東に入国し、翌年この地を御巡見されたそうです。
徳川家康は、湖よりわきいずる水を自ら汲んで美味しく召し上がり、「関東随一の水」と褒め、江戸城内のお茶の水に用いるべきと言われました。そして1606(慶長11)年の春、再びこの地を訪れ、池の水で点てたお茶を飲み、その時の茶臼を大盛寺に寄付されたそうです。
この茶臼は現在でも弁天堂に保管されています。さて、このとき家康が点てたお茶はどんなお茶だったのでしょうか?(宇治茶かな?)
Posted by あか井の
一言コメント(0)